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2011年02月16日
「三方よし」の起源は?

小雪舞い散る寒い2月14日、ご遠路千葉より、モラロジー研究所の大野正英さんがご来所。「三方よし」の言葉の起源を調査されているとのことだった。 ここ数年、すさまじい勢いで「三方よし」は世間に流布している。県内ではさまざまな事業の冠に使用されるし、企業の社是にも多い。 企業の社会社会的責任が重視される中、CSRの源流とも言われる三方よしの経営理念に注目が集まるのは当然であるが、その言葉がいつ頃から使われて始めたのかは定かではない。 三方よし研究所も滋賀県があきんとフォーラムの開催後に設立したもので、このイベントで大きく社会的に広がった「三方よし」を情報誌のタイトルとし、今日に至っている。そして滋賀県がAKINDO委員会が解散後に、NPO法人三方よし研究所を立ち上げた。 これまで、昭和50年代終わり頃に滋賀大学の小倉栄一郎先生の著作が初出ではなかたかと、申し上げてきた。しかし確信的なものではなかった。昭和50年頃、すでにモラロジー研究所発行の「三方よしの経営」という小冊子があり、かなり以前から言葉自体は存在していたのであろう戸は思っていたが、近江商人の経営理念のエッセンスに結び付けられたのが小倉先生であったのかもしれない。 いずれにしろ、克明な調査をお勧めいただいている大野先生が近々になんらかの形で発表いただけることをお話しされていたので、その成果に大きな期待を寄せたい。

2010年12月06日
ヴォーリズさんと近江商人

12月5日、近江八幡市内で第29回なるほど三方よし講座を開催。 本年は近江商人をめぐる女性をテーマに講座を開催しています。第2回となる当日は、青い目の近江商人といわれるメレル・ヴォーリズさんの妻「一柳満喜子」のお話とともに、近江八幡で地域活性化に取り組む、八幡酒造工房の小関皆乎さん、学び舎新左衛門を主宰する高木茂子さんのお店ヲ訪問しお話をお聞きしました。 また、近江八幡市内のヴォーリズ建築もNPO法人一粒社の石井さんがご案内いただきましたが、中でもメンタームの材料の「はっか」が北海道の北見産で生産や流通に近江商人が関与していたとのおはなしが大変興味深いものでした。詳細を調べて後日ご報告したいと思います。 次回なるほど講座は、3月6日を予定しております。

2010年07月09日
五個荘の近江商人「外村与左衛門」家日経で紹介

7月7日付けの日経新聞で、京都に本社を置く㈱外与(とのよ)、外村与左衛門家の経営理念が紹介された。現在東近江市の近江商人博物館で開催中の「近江商人の家訓展」でも展示されている、外村家の「心得書」にも触れ、400年企業の経営の神髄を紹介している。 現社長外村正弘氏は外国に生産拠点を持つなど積極的な営業展開を行っているが、その背景には、代々受け継がれてきた経営理念が貫かれている。先人の教えを今にいかすことこそ必要なことを痛感した記事であった。 ちなみに情報提供いただいたS生命のHさん、発禁となった『現代に生きる三方よし』をお得意様にお渡しいただき、大変好評だという。諸般の事情でひろく頒布することができなかったことは残念だが、心ある人のふところに届くことで廃棄されずに有効活用いただけていることはうれしい。 今、子供たちにも理解できる『Q&Aでわかる近江商人』の製作を進めている。 初秋には発行できると思うが、より多くの人に近江商人の存在とその理念を知ってもらいたいとの思いから企画したものである。お楽しみに今しばらくお待ちいただきたい。

2010年04月08日
田中武夫さんの講演会開催

情報紙三方よし13号で紹介した東京東和銀座商店街振興組合の田中武夫さんの講演会が以下のとおり開催されます。 地域のおける商店街の役割を果たすために全国初といえる商店街株式会社「アモール・トーワ」を設立し、大型店と共存する手法で地域の雇用を生み出すなど果敢な活動を展開され、その事例を各地で紹介されています。 田中さんは、草津市のお生まれで、近江八幡商業高校で近江商人の経営理念を学び、現在はその精神を実践されています。まさしく「三方よし」の実践者のお一人です。この機会に是非その手法をお聞きされることをお勧めします。 日時 平成22年4月22日(木)14時~16時 場所 草津商工会議所コミュニティーホール お問い合わせ 滋賀県商業振興課 fax077-528-4871

2010年01月09日
「日本のNPO100」として紹介される

ロハスピープルのための快適マガジン「ソトコト」3月号は、自分と地域のためになるボランティア100という特集で満載。 過日編集担当者から電話取材を受け、概要が掲載されている。全国にはどれだけのNPOがあるのか知らないが、本誌で紹介されたのは滋賀県からは当所だけ、少し興奮気味である。 どのような基準で、当所が選出されたのかわからないが、地域の特色が出ていることもあったかと思う。また日頃からの多くの皆さまのご支援のおかげであろう。活動の主体が時代を投影していることのも注目されたのかもしれない。 地方出身の商人群の経営理念を普及しているのは、NPOとしては異色のテーマかもしれない。先行きが見えない時代、優れた先人に経営感覚に学び、実践をという風潮が大きいことも影響しているかもしれない。 2月6日、松下記念館で近江商人をテーマとした講演会が行われ、メンバーの塚本喜左衛門と近江商人博物館の上平知恵さんの講演があったが、参加者のみなさんは、熱心にご聴講いただき感激したものだった。 そして、ここで松下幸之助さんの経営哲学の一端に触れたが、簡単には学び行動するなどとんでもないことがよくわかった。いい勉強をさせていたが、かなり勉強しなければとても理解できるものではない。「継続は力なり」よく言われる言葉だが、まさに痛感したものだ。 それにしても注目された三方よし研究所、さらなる努力が必要であろうと気を引き締めた次第。どうぞ今後ともよろしくご教示ください。

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