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本の紹介
■ 創作・小説

『近江商人魂(上)(下)』

童門冬二 著 学陽書房発行
天下取りの苛烈な時代を背景に、「信用」第一の着実な歩みが生み出す世界を切り開いていった西野仁右衛門と、目まぐるしい闘争が繰り返される権力の世界に生きた蒲生氏郷の生涯を通して、現代日本人の生きかた、経営のあり方を問う長編小説。


『金持一代起請文』
小倉栄一郎 著 言叢社発行 非売品
日野の豪商中井家の会計の研究に長年携わってきた著者が、中井良祐源左衛門の人柄を投影して、学術論文では書けない行動のはしばし、家族関係、人間関係を小説としてあらわしている。有名な「金持一代起請文」はすべて良祐の体験から出た経営哲学と言い切る著者の思いが伝わる。

『筏』
外村 繁 著 サンライズ出版発行
徳川末期の経済政策の波に揉まれながら商圏を拡大していく近江商人の意気盛んなさまを描写。第九回野間文芸賞受賞。

『草筏』 
外村 繁 著 サンライズ出版発行
近江商人の家に生まれた著者の体験暦「商店もの」の第一作。池谷賞受賞、第一回芥川賞候補作品。

『花筏』 

外村 繁 著 サンライズ出版発行
商業資本から金融資本へと移り行く昭和初期。「草筏」に続く次代を近江商人の家を中心として商業の変遷を描写。家を中心とした商いの形が崩壊していく様子をうかがうことができる。


『お上にたてつき候-近江商人たちの熱き戦い』 

丹波 元 著 PHP研究所発行
封建時代の特色である、お上からの偏った押しつけ行為に対して極めて反権力的であった近江八幡町の町人は、天下の動静に影響を与えるほどの、豊富な資金力と個人の強い倫理観があった。突如、八幡の町に起こった幕府の査察を巡って、商人たちが武家社会に対して敢然と立ち向かっていく様が描かれている。八幡商人の当時の状況を知る好書でテンポが良い。


『小野組物語』 

久保田暁一 著 かもがわ出版発行
明治維新時に三井組とともに、政府の御為替方として活躍し、第一国立銀行を創設した高島出身の大商人であった「小野組」。その小野組の生成と発展と崩壊のプロセスを現代人に語りかけている。小野組発祥の地で創作活動を展開する著者ならではの力作。


『近江商人』 

邦光史郎 著 日本経済新聞社



 研究・一般教養書

『近江商人』 

朝日新聞大津支局 編 かもがわ出版発行
平成三年に開催されたあきんどフォーラムの開催を前に、滋賀県および滋賀県出身者で第一線で活躍している経営者の素顔を「現代の群像」として朝日新聞滋賀版との連載と併せて北海道での近江商人の活躍した現場の克明な取材を含めた近江商人の軌跡と系譜が書き下ろしで収録されている。


『近江商人物語』 

島 武史 著 国書刊行会発行
神奈川県で老舗物語を執筆中に知り合った近江商人の末裔の方との出会いが、著者の近江商人への興味となり、滋賀県内での取材を紀行文風にまとめて現状分析と著者の私見が織り混ぜられている好書といえる。


『売り手よし 買い手よし 世間よし』 

渡辺一雄 著 実業之日本社
大丸百貨店での勤務の経験をいかした著作が現場に則した著書として定評のある著者が、近江商人の三方よしの理念はあきないの原点であることを力説してる。


『近江商人幕末・維新見聞録』 

佐藤誠朗 著 三省堂発行
近江商人小杉甚蔵が元治元年から明治三十年までを庶民の眼で綴った「見聞集」解読した貴重な書籍で、幕末から明治維新、さらに新しい時代へと大きく社会が変遷する中で、冷静な判断で時代の推移を見つめている近代庶民世界のひとつの到達点がみられる。


『近江商人列伝』 

江南良三 著 サンライズ出版発行
江戸時代から明治時代にかけて活躍した山形屋、高島屋、丸紅など近江商人三十の商家の事暦を詳述し、商道の哲理を追及している。各商家の初代からの経歴が詳細な調査で記載されているので、各商家の系譜が分かりやすい。


『続 近江商人列伝』 

江南良三 著 サンライズ出版発行
『近江商人列伝』に続いて、さらに百六十家の近江商人の商家の家暦、家憲、家訓、店則、掟書などを詳述している。


『近江商人の理念-近江商人家訓撰集-』 

小倉栄一郎 著 サンライズ出版
平成三年「あきんどフォーラム」の開催を記念して滋賀県AKINDO委員会が発行した「近江商人の理念」をベースに小倉栄一郎著「近江商人の経営」から「近江商人概論」部分を加えて再編集したもの。近江商人の経営理念にせまる。


『江州人』 

毎日新聞社 編 毎日新聞社発行
昭和三十六年四月から十二月まで、毎日新聞滋賀版に一一四回にわたって連載されたものを、全面的に改訂補筆を加え「近江商人」をクローズアップしてまとめられ、当時の商業的読本的性格を兼ね備えている。


『近江商人』 

渡辺守順 著 教育社発行
産物廻し等の独自の商法に徹し、全国的に進出を図った近江商人の系譜、その風土、商法、商魂を浮き彫りにする近江商人を解説する入門書。


『近代近江商人経営史論』 

末永國紀 著 有斐閣発行
著書は、近江商人の多彩な活動の特徴は広域志向性で、現代日本経済のあり方の先駆的活動であるとし、代表的な商人の創世記を比較したり、大陸で活躍した近江商人をとりあげている。さらに経営手法の限界や転換など、近代の近江商人の経営実態をより詳細に解き明かしている。


『近江商人の系譜』 

小倉栄一郎 著 日本経済新聞社発行
全国的流通網と西洋の複式簿記に匹敵する会計システムを確立し、明治以降の近代化に大きな役割を果たした近江商人の活躍を、その人物と経営の側面から捉える。巻末に近江商人滋賀県出身で他府県に所在する商工業者のリストを掲載。


『江州商人』 

江頭恒治 著 至文堂発行
著者の前書『近江商人』の加筆増訂版。「近江商人」ではなく、敢えて「江州商人」と題することにこだわりをみせた著者の姿勢の中に、新しい研究成果が読みとれる。


『変革期の商人資本-近江商人丁吟の研究』 

丁吟史研究会 編 吉川弘文堂発行
近江国愛知郡に本家を構え、江戸と京都・大阪に出店をもった近江商人「丁吟」の発展過程を通して、幕藩制社会から近代日本社会への変革期における商人資本の活動とその性格を鋭角的に分析した研究論文。


『近江商人の経営』 

小倉栄一郎 著 サンプライト出版発行
会計学の専門家である著者が、近江商人関係の研究所をベースにさらに、一般の人が理解できる内容として丁寧に記述されており、近江商人関係図書としては、空前の発行数となり、現代のビジネスマンに称賛された。


『近江商人の経営管理』 
小倉栄一郎 著 中央経済社発行
資本意識を明確にすることで江戸時代の早い時期に、日本の近代化を推進した近江商人の特質と、単なる商人ではなく、産業の中に入り込み、企業家として研究開発に自ら従事した近江商人の特質を明らかにしている。

『近江商人の金言名句』 

小倉栄一郎 著 中央経済社発行
近江商人が言い遺した家憲・家訓・遺訓・店則など味わい深い言葉を通して、近江商人の経営哲学の精神に迫った好書。


『近江商人の開発力』 

小倉栄一郎 著 中央経済社発行
近江商人が、その優れた組織力をもって作り上げた分権管理システムと四百年にわたって続けた北海道開発のまぎれもない本筋を概説し、その先見力を明らかにしている。


『近江商人の経営遺産』 
安岡重明ほか著 同文館出版発行

『近江商人中井家の研究』 
江頭恒治 著 雄山閣発行

『近江商人のふるさとを歩く』 

滋賀県AKINDO委員会編著 サンライズ出版発行
近江商人を育んだ町並と、ここから全国に商圏を広げていった代表的な近江商人の業績を案内。近江八幡市、五個荘町、豊郷町、日野町、高島町をはじめ滋賀県内の近江商人発祥地の案内書として評価される。


『近江商人』

末永國紀 著 中央公論新社発行
近江商人の経営の特性と精神を通じて、日本の経営が培ってきた独自性の中の普遍性をダイナミックな商人の歴史とともに事実に即して跡づけされている。ビジネスの指針として格好のテキストといえる。


『近江商人と北前船』 

サンライズ出版編著 サンライズ出版発行
正月料理に欠かせない、数の子や棒だらなどの北の幸が全国に伝わった背景には、北海道開拓を行った近江商人と、荒れる日本海を航行した北前船の存在があった。諸国産物回し商いの実態と北海道開拓の足跡を紹介した書。


『日野商人』 -隠れたる北関東での謎-

駒井正一 著・発行
北関東の醸造業の発展に潜む、近江商人の商いの変遷の様子が、現地取材に基づいて紹介されている。


『きてみて五個荘』 -近江商人発祥の地。てんびんの里の魅力-

五個荘町・五個荘町観光協会編 サンライズ発売
近江商人発祥地「てんびんの里」として知られる五個荘町。商人屋敷や白壁の蔵が残る町の歴史や文化、観光施設などを紹介。


『近江商人に学ぶ』 

サンライズ出版編著 サンライズ出版発行
全国に商圏を広げた近江商人の商法。ここには今に通じる多くのヒントが潜む。先人の商法から見いだす現状打破。


情報誌「三方よし」

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