4月17日(日曜日)に開催しましたなるほど講座は25人の参加者となり、無事終了致しました。午前中は雨ぐずついたお天気でしたが、午後からは晴天となり、青空の下、足元を気にすることなく、「哲学の道」界隈を散策できました。午前中は銀閣寺に訪れ、四畳半の間取りの始まりとされる東求堂も特別拝観し、禅宗様式の庭園を眺めながら、書院飾りの再現を目の当たりにし、足利義政の精神世界を垣間みることで、侘び寂びを感じるひと時となりました。また、本堂では与謝蕪村・池大雅の襖絵の本物も拝観させていただきました。午後からは今回のメインとなる近江商人邸「和中庵」見学となりました。「スキー毛糸」などの製造販売で財を成した藤井彦四郎(1876~1956年)の昭和の豪商の暮らしぶりを物語る和洋折衷の建物とその内装空間の魅力に参加者の皆さんもため息がでる見学会となりました。
28年度も皆様のご期待に添えるようなテーマで講座を開催致しますので、是非、ご参加頂けますよう、よろしくお願い致します。
▲銀閣寺
▲哲学の道
▲和中庵
▲洋館
▲和中庵客殿
▲和中案茶室
▲南禅寺 水路閣