発祥の地 近江商人の発祥 近江の歴史的な事情によって、限られた地域から特徴的な商いの方法をとりながら永続的に活動し、現在も全国に多くの近江商人の商家や企業が存在しています。 八幡商人 近江八幡市の旧八幡町から江戸期に出た商人。畳表や蚊帳の 生産など地場産業を育成し、その商品を全国に流通させた。 また北海道の開拓にも力を発揮した。 日野商人 江戸中期、日野地方で日野碗や売薬などの地場産業 が盛んになり、これを行商する商人が生まれた。 やがて関東・東北に進出し、その地で酒造業などを始めた人も多い。 湖東商人 彦根藩の幕藩体制の〃規制緩和〃によって農民の行商が可能になり、五個荘、豊郷、愛知川などから生まれた。 中山道沿いに本宅を構え、全国に向けて行商活動を展開した。 高島商人 戦国末期、高島郡から京都、東北などに出て商人となり、特に南部藩(今の岩手県)で活躍。盛岡の城下町形成にたずさわった。 近江商人とは 商法と理念 近江商人群像