2月16日(金)開催しました講座は43人の参加となりました。講座会場である綿業会館の見学会から始まりました。その後、末永國紀名誉教授(同志社大学経済学部)による「近江商人と小泉重助氏(小泉産業グループ2代目)」の講義を受けて、「小泉産業グループのCSR 経営の実践」と題した、小泉産業株式会社 専務取締役の権藤浩二氏による講演となりました。創業300年を誇る大阪で大成功した企業である小泉産業グループは、創業者が五個荘出身の近江商人です。児童施設へのコイズミの学習机の寄贈、国際学生照明デザインコンペ、AEDの救護員の育成など多彩に展開され、三方よしを基軸に経営理念の浸透を図っておられるお話でした。今回の講座は若い人を引き入れ近江商人を学ぶ会への脱皮を図る大阪滋賀県人会とのコラボでの講座となり、新しい価値観との出会いを求めていこうという思いでスタートした今年度の三方よし研究所とも、想いが一致した講座となりました。次年度の三方よし講座もご期待ください。
当日の詳しい様子は喜左衛門ブログでご覧下さい。
https://www.tsukaki.com/kizaemon/2018/4355/
▲綿業会館はルネサンス風の歴史的建造物で国の重要文化財。
▲皇族が来館されたとき使われた特別室。
▲綿業会館の重厚な雰囲気の会議室で講座が開かれました。
▲小泉産業グループの権藤浩二専務の講座。
▲末永國紀名誉教授による講義。
▲「大阪の滋賀県人会」と「NPO三方よし研究所」の会員との
コラボ企画となりました。